モナトリエY

mon atelier Y - マダム陽子の妄想アートギャラリースペースです。

妄想インフォメーション12

 

わたくし


アトリエモナトリエY

マダム陽子です

 


みなさまは人生で最大のピンチとなった場面はあるでしょうか


わたくしはその場面は幾度となく見てきてそして逃げ出そうとするとその場面はさらにわたくしを追い込みいよいよ逃げられない状況となります


そうなった時もうどうにでもなれとハラをくくるとその場面が不思議とスッと何事もなかったかのように消えます


しかしわたくしはいま見ている場面がホントにあり得なくて未だに信じられません


それは何故か?


あれだけ人嫌いで人見知りそしてそこに居ても氣づかれないような存在だったわたくしが今やアーティストとして更に講師として満員の大ホールで姿声をさらす


そんなわたくしの紹介をあのパパ職員さまがとても丁寧にわかりやすく聴いていて心温まる紹介をされているお姿


わたくしは思いました


ここまできて逃げ出すそんな妄想はもういらない


そしてわたくしの今ある状況で最大のベストを尽くす


そして即興だからこそわたくし自身がいかんなく発揮される


現にラジオも台本なしでいただくお便りをベースにゆるくトーク


その瞬間わたくしはあるアイデアを思いつきすぐさま舞台マネージャーさまへ駆け寄りテスト済みのマイクはあるか聴くとありますがどうされましたか?と言われたので


講師用に別にそちらを使いたい旨言うとわかりましたと言い予備のマイクをお借りし


そしてカバンのスマホを取り出しにあるミュージックフォルダーを開き一時的にマナーモードを解除しスタンバイ


そしてオサさまの挨拶が終わりパパ職員さまのどうぞ!の声が終わったあと


一瞬シンとした空氣の中


突如ピアノのメロディが会場内に小さく流れだす


するとザワザワと会場がし始めた中


わたくしはそのライフワークとしている場面を再現する

 


マダム陽子の妄想レディオ出張版


みなさまこんにちは


マダム陽子です


本日はいつものスタジオではなく


こちらの施設の大ホールの舞台袖にいます


それは何故か?


かつては人見知りでシャイで人に物言うことをしないそして異性不信だった一人の女性が


ある日突然講師のオファーを受けたからです


とても信じられません


いまだにあり得ないと思っています


現にアトリエを出発するまで


お腹が痛くて行けません


ギックリ腰になり動けなくなりました


さらには見ているだけで逆に何かにカンセンしそうなあの対策を一切見たくないので家から出ません


そんなことを思っていました


でも町はあの対策は一切していませんしもう氣にせず外へ出られます


だけど出たくない


それは何故か?


わたくしがあの対策を見たくなくて引きこもっていた時に出来た恥ずかしい趣味をみなさまにカミングアウトしなければいけないから


それをしなくないから今まで閉じこもっていました


それは何か?


でもやっぱり恥ずかしい


しかしもうここまできて何をおっしゃいます?逃げ道はないですよ


しかも追い込んでいるのはあなた自身ですよ?いい加減もったいぶらないで教えてください!


わかりました


それではお教えします


わたくし引きこもっていた間お取り寄せが趣味となりそれがいつしかマニアと呼ばれるまでとなりました


はじめはSNSでみた無添加のインスタント麺でした


氣になり取り寄せ食べるとなかなかの味でこれはいいリピ決定!としました


すると調味料は無添加ではなかったことに氣付き少しずつ買い揃えカレー粉やお砂糖などをオーガニックに切り替え


さらには洗剤もすすぎゼロで洗濯以外にも掃除や茶碗洗いにも使えると言う地球に優しい優れものにも出会えました


でも地元のシーフードやお塩や無添加のサブレも好きだし


もちろん時には外食もしオーガニックではないものも食します


だけどわたくし自分で作りそしてこれいいな!と言うものを取り寄せ料理を楽しみたい


するとそんなことをしていたら周りにお取り寄せマニアが集まるようになりいつしかマニア関係以上のかけがえのない友人たちがわたくしのそばにいらっしゃいました


わたくしはこれまで氣を許せる友人はいませんでした


ですが自分が勝手に好きなことを楽しんでいたらイキイキと輝いている人たちと交流ができるようになっており


さらにそこには七百名さまという超満員御礼の場面が待っていました


わたくしは思いました


全てこれは自分が想像した妄想であるから


いつでも自由に書き換えが可能だということ


そして真に願っていることはタイミングがくれば必ず花開くのだということを


いい言葉が聴けたところで


マダム陽子の妄想レディオ出張版


終了のお時間となりました


本日はご来場ありがとうございました


ってもうさよならかい!

 

 

すると会場からどっと笑いがおき拍手の波が押し寄せるとすかさずパパ職員さま


マダム陽子さんの妄想レディオ出張版をお届けしましたがみなさまほんとにこれでさよならでいいですか?と冗談めかすと


ええー!の声があちこち飛び


もっと聴きたいよ!との声も聴こえたためわたくしはすぐにこうアナウンス


わたくしはシャイなのでとてもじゃなく出られませんが何かの音があれば出られますとリクエストするとパパ職員さま


それでは改めて大きな拍手でお迎えください!


本日の講師アトリエモナトリエYマダム陽子さんですどうぞ!


その声に改めてわたくしはステージへと歩き出しそしてゆっくりとたどり着く


顔を上げるとそこには


日記帳にイラストで書いたあのイメージしていた場所そのままだった


わたくしはその拍手の音を聴き少しの間それをじっと見ていました


二度と同じシーンは見られない今この瞬間を


そしてステージのマイクを使おうと思ったとき右手を見るとあの即興で使ったマイクを握りしめたまま


わたしこういうの初めてでテンションあがってさっき使っていたマイクそのまま持ってきちゃいましたとそれをみせるとまたドッと湧き


すると舞台マネージャーさまがさっとステージへ来られそのマイクを受け取るとすぐに戻られると


わたくしは改めてその準備されているマイクを持ちながら今度はステージ端の階段をおりると会場はどよめく


そして会場席フロアへ移動しこう言う


わたし講師でも何でもなくてアトリエのマダムでお取り寄せマニアなのでこっちの方が楽にお話しできそうですというとまた拍手がわき起こる


すると近くにいた女性がこのワンピースステキですね!というのでわたくしはこのワンピースに出会った経緯やエピソードなどできる限りイメージを込めてお話し


そして先日一日ショチョーをして以前チョンボした件をチャラにはしてくれなかったなどを話すと笑いが聴こえ


自分もチャラにして欲しい!関係者いない?と言う声が聴こえまた会場大笑い


客席で見ていたオサさまや関係職員さまたちもわたくしのその姿に安心した様子で見ておられ少しすると公務のためそっと席を外されました


わたくしは話しているうちにだんだんと自分というものが消えていくような感じがしました


それは決して後ろ向きなことではなく本来の自分が今までの自分と一緒になりこの空間を創り上げている


お互いに必要な存在として


そんな心地よくリラックスしながら会場も盛り上がっている最中


突如あの痛みがグーっと襲ってまいりました


えっ?何で今?大事なとこなのにどうして?


ガマンできるかな?と思いながら話していてもあの痛みはドンドンと迫ってくる


ランチ食べすぎたかな?あのホタテ火が入っていなかった?もしくはクッキーやめとけばよかった?


考えれば考えるほど迫り来る痛みにわたくしもう耐えきれずに


スミマセン!トイレ行ってきます!みなさんも休憩してくださいといいステージへ上がりあのトイレへ向かう


するとステージ袖にいたスタッフ一同が大丈夫ですか?というがわたくしはそれを振り切り目的地へ一直線


そしてあの部屋へバタン!と入りただその痛みを解放したい一心でその目的を果たしたいただそれだけ


するとわたくしはホッとしてああ〜この世にこの場所があってよかったしあわせだ…


そんな思いでほんわかしているとコンコン!と音がしてマダム大丈夫?具合はどう?


その声に突如現実へと戻されわたくしハッとしました


そうだあの講師というステージを投げ打ってこもってしまったどうしよう!


そう思いながらもすぐに大丈夫!少ししたら戻る!とネエサンいえ女性秘書さまに声をかけました


そしておもむろに支度を終えゆっくりとその場をでると心配そうな顔の女性秘書さまが出迎え


いま会場で10分休憩に入りますってアナウンスいれてるから大丈夫


お客さんもそれぞれ休憩しているみたいと話されわたくし内心ホッとしました


そして二人ステージ袖に戻るとパパ職員さまそして舞台マネージャーさま関係者たちも心配そうな顔をしてしましたがわたくし講師を再開しますと言うと安堵の表情


そしてふとわたくしまたアイデアが思いつきあのマイクを貸して欲しいというと舞台マネージャーさまはどうぞと手渡しわたくしスイッチオン

 

 

ご来場のみなさま


講師突然のハプニングにより中断となったことをお詫びいたします


わたくし人生の大ピンチを数多く経験しましたが


先程はそれに負けず劣らずの大ピンチでございました


ですが無事それをクリアいたしましたので5分後に講師再開させていただきます


みなさまはどうぞそれまでごゆっくりとおくつろぎくださいませ

 

 

その声に会場から拍手や笑いと共によかった!こっちもトイレ行きたかったからかえってよかったわ!などと聴こえわたくしは安堵いたしました


そして水筒のオーガニックハーブティを口に含み

客席のライトが消えわたくしはあの場所へと移動すると拍手の音とともに待ってました!の声が聴こえ


改めてわたくしはみなさまにお詫びをしていたところふと小六のときのあのピンチのシーンを思い出し話しはじめました


夏休みに同級生三人で恩師のところへミニ旅行にいき観光地へ案内され快晴の中アウトドアを楽しみ


そして大きな迷路に入り誰が早く出られるか競争をしてああでもないと迷っていると


突如あの痛みが襲いどうやったら出られるだろうか試行錯誤したが上をみても壁が高くムリ


ふと下を覗くと僅かな隙間がありなんとか通れそうだったのでエイとくぐると無事脱出


目的地へいき無事ことなきを得たが迷路からでた同級生からは早かったね!といわれさすがにほんとのことは言えずうんと答えた


わたくしは話しながら人は真に大ピンチにならない限りは動かない


だけどその時になった時はじめて信頼できるアイデアがひらめき動くことができるのだと改めて感じました


観客の皆さまは口々にそれは大ピンチだよね!スリル満点!といいながらわたくしの話にじっと耳を傾けていました


そして終了時間間近となったためわたくしは最後のご挨拶へ


みなさま本日はご来場いただきありがとうございました


突如講師変更という中でも退出されることなくこうしたみなさまの心温まるご対応に感謝しております


先の司会者アナウンスにもありましたがわたしは一度大好きな最北端を離れていました


ですがわたしはきっとそう遠くない時にあの地へ戻り世界一美しくみえる島々を望むアトリエ兼住宅へと永住する


なんのつても根拠のないわたしの単なる妄想でした


でも日記帳やブログにはもうそこへ自分が住んでおりこんな生活をしているという日記を書きはじめました


それがとても楽しくて言葉もどんどん出てきて夢中で引越し先で綴っていたところある時突然やってきた信じられない話がわたしを再び最北端へと呼び戻し


夢に描いていたあの場所にあるアトリエ兼住宅がわたしを出迎えてくれました


わたしは自分が心からイメージしたものは必ず実現する


たとえ今すぐではなくてもそれは着実に育っていて完全なるタイミングでいっきに花開く


春に咲く桜のように


そしてその桜はステキなご縁の数々をも呼んでいきさらにそれは続いていく


わたしは現にその奇跡を体験しています


それはわたしだけではなくみなさまお一人お一人がその願いやイメージしたことを実現できる鍵をすでにお持ちだということをほんの少し氣にとめていただけたら幸いに思います


最後となりますが本日会場へ早めに出向いたところボランティアスタッフのみなさまがチラシやアンケート用紙そして講師が変わる旨の用紙を丁寧に折り込み作業されていました


それをみてわたしは講師を一人でやっているのではなく表に見えない中にも成功させようとしている方々の存在や場所提供施設のみなさま


そしてさらには公共施設のみなさまなどこのイベント全てに関わる方々や場所がないと成立しない


そして何より足を運んでくれた方々がいないと始まらない


わたしは今日の二度とないこの瞬間を体感することができしあわせです


そして本日のプログラムチラシにアンケート用紙が同梱されておりますが


みなさんには自由に物事を決められると言う贈り物があるから強制ではありません


ですが自分のイメージしていることや夢を文字やイラストなどにしてみると


ああ自分ってどんな夢を持っているだろうと改めて振り返ることもできるのかなと感じながら今日のお話を終了いたします


関係する全ての方々へ心からの感謝をこめて


このたびはありがとうございました

 


そういい一礼するわたくしにシンとした空氣が流れるが次の瞬間


大波のような拍手の音が施設中に鳴り響いた

 

 

 

妄想インフォメーション13

https://galerie.monateliery.work/entry/2021/05/01/073100

 

 

 

 

 

陽子