モナトリエY

mon atelier Y - マダム陽子の妄想アートギャラリースペースです。

妄想インフォメーション20

 

わたくし


アトリエモナトリエY

マダム陽子です

 


みなさまはお付き合いしている友人さまははいらっしゃるでしょうか


そしてその友人さまには氣を許してなんでも話したり相談したりすることはできるでしょうか


さらにはこの友人さまは心から信頼できる真の友だとはっきりと言える出会いはされているでしょうか


わたくし学生時代からこれまでを振り返り真の友にであったことはありません


友だと出会ってもうまくいかず双方の思い違いでトラブルになったりまた疎遠になったりを繰り返してきました


ですがアトリエ兼住宅に住みはじめてからお取り寄せマニアとして楽しんでいたら友と呼べるステキなかたがたとご縁がありさらには無二の友と呼べるかたとの出会いもございました


振り返るとわたくしはそのほんとうに大切な友のみなさまと出会うためにトラブルや疎遠を経験してきたのではないかと今改めて思います


そしてそれは今いる会場でさらに確信へとあいなりました


抽選会で最後のお品のわたくしの本を受け取った女性秘書さまが話したいことがあるといいマイクを手に取るとこうおっしゃいました

 


このたびマダム陽子さんの出版本を受け取ることができてとても嬉しいです


ですがわたし実はもう一冊同じ本をすでに持っています


それは今と同じく直接ご本人からアトリエで受け取りました


マダム陽子さんは関係諸所へ本を配ることを控えておりました


それはおそらく販売形態をかんがみたこと


そしてご縁ある方々へ不平等にならないようにと氣を配っていたと思います


ですがある日わたしに電話をされ実は完成した本が届いたが自分はこれを関係者の方々へ贈るというスタンスは考えてはいない


だがビジネスパートナーとしてそして友人としてあなたには自分の身に何が起こりどんなことを経験したのかという事を出版社以外の方へまず一番に知っていただきたいという連絡をいただきました


そしてそれを読んで付き合いをやめると思うのであれば構わないと聴いたわたしは彼女の覚悟そして決意を感じました


それは今まで地元メディアなどで話していなかった事を本というツールを使いこれまでの自分を完全にオープンにしていくということ


それにはとても勇氣がいると思います


そしてそれを言わずにそっとしまう事もできます


ですが彼女はそれは選ばずにあえてそれに挑戦する路を選んだ


わたしはどんなことが書かれていてもどんな経験をしたとしても今の彼女があるのはその経験があったからこそだと思います


そしてアトリエへいきその自分自身を差し出されるとわたしは受け取りすぐに物語のページを開きました


読んでいくとそこには想像を遥かに超える物語そして路のりが刻まれていました


わたしだったらとてもじゃないけど心身ともに耐えられない


ですが彼女はその厳しい路を状況にあえて身を置き体験しクリアした


それはきっとこれからその体験を多くの方へとシェアしていく為に必要だと思い自分でそれを経験すると決めた


そしてわたしは読み終え思いました


一生にあるかないかの出会いを経験でき心からうれしいし無二の友人と呼べるかたと出会えてほんとうに良かったです


先にいただいた本とそして今日いただいた本は大切にさせていただきます


そういい終えた女性秘書さまは目を潤ませていました


するとじゃあその本自分の品と交換しないか?という声がする


わたしたちはその方へと視線を向けるとその方はこう切り出す


自分はカミさんと二人暮らしなんだけど今回あんたの本がオンラインショップのみだっていうの聴いて二人とも機械にオンチでネット予約も出来ない


だけど自分やカミさん二人であんたの本ほしいって思ってるしどうしようかと思っていた


そういう事情なら交換してほしい


いやぜひ交換させてください


そういうとそのチケットを女性秘書さまに向けると女性秘書さまはわたくしの方へ顔をむける


わたくしのニッコリ頷く表情を見ると軽く頷きこちらこそありがとうございますといい互いのお品を交換


そしてわたくし拍手をすると会場は一斉に温かな拍手の音が響き渡るなか


おじさまはよかったよ!カミさん大喜びだといい少し照れながらもその本をじっと見ておりそしてサインして欲しいとわたくしに言うと


すかさずオサさまがこの万年筆を使うといいとスーツジャケットの左胸ポケットから取り出しわたくしお借りしますと受け取る


キャップをあけお名前はどう書きますかと聴くと自分とカミさんの下の名前を書いて欲しいと言われおじさまはわたくしにこんな漢字で…と説明される


わたくし両隣にご夫婦のお名前を書きおえマダム陽子よりと書こうとするとちょっと待って!マダム陽子じゃなくてウラオサよりって書いて!の声にしんみりしていた会場はいっきに大盛り上がりとなりいいぞー!のはやしたてる声が広がる


わたくしどうしようとペンがとまってしまってしるとウラオサよりと書けばいいと本家さまからいわれわたくし苦笑いしながらも


その文字を書き本を閉じ回転させおじさまへと手渡すとウラオサ先生ありがとう!この本は家宝にする!の声にさらに会場から口笛が聴こえ盛り上がり


そしてわたくしオサさまへ万年筆のキャップを閉じありがとうございましたと手渡すとすかさずオサさまはこうスピーチ

 


それではパーティーのしめの挨拶は地元公共施設のウラのオサでもあるマダム陽子さんより一言ちょうだいいたします

 


その声に会場は笑いと拍手喝采のやんやの大騒ぎとなりおじさまも今日は最高しあわせ!と大満足の様子


わたくしもはやこの状況で違うというのももう疲れたのでマイクをパパ職員さまからお借りしまずはノリでこう話す

 


先に公共施設のオサさまよりご紹介に預かりました公共施設のウラオサことマダム陽子と申しますのスピーチにやんやの大合唱は最高潮に

 


そして深呼吸してさらにこう続ける

 


このたびはわたしの本の出版に関し公共施設一同さまから温かいご提示をいただいたこと


そしてその際にはとてもきめ細やかなお心遣いそしてアットホームで楽しい時間を来場者みなさまそして関わる方々とシェアできたことをとてもうれしく思っています


わたしはこのたびの出版のオファーをいただく直前に自分でも感情をセーブができなくようなストームを体験し関係諸所のみなさまへご心配をおかけしました


それが過ぎ去ったあと出版社の編集長さまからお話をいただきわたしはそのストームの意味を知りました


今まで公開していなかった自分を表に出していきそして新たな路へと進むタイミングだと


その公開していないこれまでの自分はとてもじゃないけど恥ずかしいし知られて人にどう思われるかわからない


アトリエでご縁あった方々と縁が終わるかもしれない


そうなるくらいならオファーを受けないか


受けてもこれまで通り差し障りないことを書くか


でもわたしにはそれはできませんでした


たとえそのことで疎遠になったとしてもわたしはこの地で永住すると決めた


そしてこれまでの生き様をそしてこれからの生き様をアトリエ兼住宅とともに表現者として披露し声をあげる


それこそがわたしが真にやりたかったことだということがわかりました


一番やりたくなくて一番にやりたかった


それを望んでいるのは他の誰でもなく自分自身


だからその分身でもある自分を表に出しそしてかけがえのないパートナーとして人生を終えるまでともに生きていく


そして人生を終えてもアトリエ兼住宅さらに分身は本として物質としてこの地に残る


だからわたしはもう恐れるものは何もないと思いました


恐れは自分が自分を守るために創り出した幻想


それにはいい悪いはない


だけどもうそれは十分役目を果たした


だから感謝してそれを手放し新たに本という形へと生まれ変わり必要な人たちへのところへ旅立つ


そうして巡り巡っていく


循環していく


それはわたし自身そして日本の最北から生きとし生けるものへと着実に届いていく


わたしはそう感じます


そしてその分身とともにこれからの人生をどう創り上げていくのかが今からとても楽しみです


そんな楽しみの機会そしてチャレンジできる場を設けていただき感謝しております


このたびはほんとうにありがとうございました


そういいわたくしはそっと頭を下げる

 


すると会場は温かなそして力強い拍手の音が響きわたりわたくしは顔を上げその様子をじっと体全ての感覚を使いながらその空間をしっかりと感じていた

 

 

 

 


陽子