モナトリエY

mon atelier Y - マダム陽子の妄想アートギャラリースペースです。

妄想インフォメーション15

 

 

わたくし


アトリエモナトリエY

マダム陽子です

 

 

 

オオアラシのあとの快晴はとても清々しいです


ストームが今までの溜まっていたものを洗いざらい洗い流すからでしょうか


そんなスッキリしたあとは新しく何かが始まりそうな予感がして身も心も動き出したくなります


あのストームの後わたくしは関係諸所にお詫びのデンワをいたしました


ラジオ局さまは元氣でよかった!何も氣にしないでこちらにきてね!といい


地元新聞社さまは締め切りは過ぎているけれど数日は大丈夫といわれすでにできていたエッセイを投稿


そして連絡をもらっていた友人たちへ元氣にしている旨伝えるとよかった!とお返事があり数日その作業や仕事に追われながらもわたくしは本職のアトリエマダムとして画廊のご案内もさせていただいておりました


そんなある日一本のデンワがなりわたくし受けるとあのはじめてわたくしがインタヴューを受け取材された雑誌の女性編集長さま


わたくしお久しぶりですというと編集長さまはこちらこそといい


わたくしが最北端でエッセイやDJや講師として活躍していると聴きとても嬉しく思っているとお話しされた後相談があると言われ


わたくしなんでしょうかと問うと

 


あなたのエッセイが記載している新聞を取り寄せ読ませて頂いているが構成も丁寧でとても読みやすい


ぜひ自分の出版社からエッセイを含めた自叙伝を出さないかとの事


正式なオファーや相談をしたいので再度アトリエへ訪問したく日時を調整したいとのことでした


わたくしそれを聞いた時いよいよ来たなという言葉が心に降りてきました


あの突如のスネ子陽子のストームは何かを知らせるものだと思っておりました

 


そして決意の時だと思いました

 


自叙伝ということはマダム陽子がどのような環境で生まれ育ちそしてどのような経験をしていまここにいるのか


今までラジオやエッセイそして講和でまだ話していないことを本というツールでフルオープンにするということ


わたくしはそんなことを感じながら編集長さまとスケジュールを互いに調整致しました


そして数週間後アトリエへやってこられた編集長さまとカメラマンさま


そのお姿は以前と変わらぬ美しさと力強さをそのまま兼ね備えておられました


居間へとご案内しオーガニックハーブティーと地元のカップシフォンケーキを準備


お茶をしながら出版についての説明をされました


編集担当者は編集長さま


発売日の目標は準備含めておよそ一年半後


締め切りは今から一年後


残りの半年は校正や印刷に費やすという


そしてデザインなどの構成はカメラマンさま担当に加えわたくしにも携わって欲しいという


あのお名刺のデザインは中々できるものではないと編集長さまはおっしゃっていました


そして内容はマダム陽子が生まれ今日までのことをエッセイ含め時系列でまとめる


原稿完成後はメールにてやりとりし構成などをチェックしていく


さらにタイトルをどのようにするか聴かれわたくしまだ思いつかないというとそれはまだ十分期間があるからゆっくり考えていきましょうと話されていました


そしてわたくしはお二方にざっくりとこのような話になる予定だということをお話しさせていただきました


お二方は驚かれながらも真剣に話を聴いてくださいました


そしてそれが終わると編集長さまはこう言いました

 


あなたが経験した数多くのものは今必要としている方へと着実に届きそれはより広がっていく


当時はとてもつらかったと思う


誰もが経験するものではない


だけどそれがあってこそのいまのあなたでもある


その姿はなにものにも変えがたい存在であなたの姿を頼りにそのひとたちはあなたというツールを見本として生きていく


やはりあなたはわたしの思っていた通り数多くの諸所のことをクリアしてきた方だと


だから今こうしてアトリエにいらっしゃる


あのとき取材させていただいてそして今こうしてあなたに出版を依頼をすることができよかったです


続いてカメラマンさまも

 


あなたにカメラをむけたときわたしは思いました


あなたはその容姿の中に経験した感情全てを兼ね備えている


ショットごとに色々な表現をしその場その場で臨機応変に対応できるその姿


それは数々のことを超えてきたというかくこたる自信がないとできない


そして写真にはあなたのその生き様がそのまま溢れ出ていた


あなたのようなクリエーティブなかたと出会えてとても嬉しいです

 


わたくしはお二人にありがとうございますと伝えると編集長さまがよろしくおねがいしますと手を差し出しわたくしと握手


そしてカメラマンさまはこれから楽しく創り上げていきましょうといわれ握手させていただきました


お二方が帰った後わたくしは一本のデンワをいれました


デンワの主はおう元氣か?こっちは忙しいシーズンになってきたと話す


どうした?と聴かれこのたび出版社で自伝の本を出さないかのオファーがありそれを受けたこと


そしてこれまでの自分の身に降りかかったことを書くこと


そのことで迷惑をかけてしまうかもしれないがウソは書けないだから正直に書くことを伝えると


それでいいのか?と聴かれもう決めたというとお前が決めたならそれでいいんじゃないか?と話す


わたくしはありがとうというとみんな文句を言いながらも元氣だよ変わるか?というがいやいいよというとそうか元氣でなといったのでじゃあねとデンワを置きふぅーと息を吹き

 

わたくしはあのノートパソコンにそして自分と向かう日々となりました


もちろんアトリエ鑑賞の対応やラジオDJそして地元新聞のエッセイ時には地元イベントの参加など目まぐるしく時は過ぎていきました 


時にはその時の事を思い出しパソコンのキーボードタップが出来ず原稿が思うように進まないこともありましたが


そんなときはあのピクチャーウインドウを見ながら心を落ち着けそして再開とそんな事を繰り返していました

 


そして一年ほどだったある日のこと

 


取り組んでいた原稿が一旦完成し編集長さまへメールを送りました


すると一週間後に返信が届き文章の構成はこれでいいがいくつか校正箇所があるといい修正して返信そしてまた校正と繰り返している中で本のデザインも並行して取り組む


わたくしはカメラマンさまとデンワやメールでやりとりして自分がイメージしているデザインやニュアンスをできる限りわかりやすく伝えると


カメラマンさまもそれをくみとり見本デザインを添付してくれそれをみてわたくしももう少しこんな感じで…と互いの創り上げたいものへと近づけていきました


そして本の表紙へと差し掛かりわたくしはこの写真を表紙そして裏表紙にしたいと添付


するとカメラマンさまこの写真はどこで撮ってもらったのか聴かれたのでわたくし三脚で自分で撮ったというと


これはすごい!あなたのいまの姿だしこれでいいと思うと言われました


そして帯の材質やデザインや文言などの情報をシェア


数日するとこんな形でどうだろうか?といいわたくし確認しこれでOKだと話す


そして印刷前の最終打ち合わせそして定期の美容室カット遠征も兼ねての旅行としてわたくしは編集長さまの会社へと赴きました


利用するのは文字通り始発から始まるあの駅から乗車


因みにわたくしはいつも行きは右手側窓の席そして帰りは左側の窓の席を予約しています


それはなぜかと言いますと愛する景色がそこでわたくしを待っているからなのです


久しぶりにピクチャーウインドウ以外からその景色を眺めわたくしは思いました


あの頃わたくしはこんなふうにうつろいゆく世界一美しい景色を毎日家で見ていたいと思い旅をしていた


そしてそれは願った瞬間にすでに叶っている


まだそれは目に見えなくてもその時がくればハッキリと目の前に現れてくれるのだと


そんなことを振り返りながら列車を乗り継ぎそして編集長さまの会社へと到着


フロアへと入り職員の方々として編集長さまとカメラマンさまが笑顔で出迎えてくださり遠路ありがとうございますと言われわたくしはこちらこそと返し


フロア応接室へと案内され本のデザインと構成の最終確認


編集長さまはとてもスムーズなやり取りのおかげでこちらもやりやすかったといい


カメラマンさまもわたくしがイメージしているものをハッキリ伝えてくれたのでよかったと言われていました


そして本の値段ですが編集長さまが提示した価格をみて驚きました


わたくしはもう少し下げた方がいいんじゃないかというと

 


この本には写真や文章にあなたの無二のエネルギーが込められている


わたしは最初これを読んでこれまで携わってきた本とは違うものを感じた


それはあなたが嘘のない真実の言葉を正直に綴っている


そしてあなたの姿声がそのままこの本には乗っている


必ずこの本は必要なところへと向かい生き字引となり全国各地へと広がる


本の持つエネルギーを保つ為にも販売方法はオンラインショップのみで店頭には置かない


価格以上の価値があると思う


だからこの価格そして販売方法とさせていただいたと話す

 


わたくしは執筆している時の事を振り返りました


もはや誰にどう思われるかではなくその時の自分へ何よりも欲しい情報をそして信頼できる情報そのままをあの頃の自分へ届けたいそして受け取って欲しい


ただその一心でパソコンへそして自分へと向かっていた事


そしてその姿勢は必ず伝わるということを編集長さまは教えてくれているのだと感じました


印刷は数日後から取り掛かり完成後また連絡すると言う


わたくしはありがとうございましたと伝えると楽しみですねとお二方そして一同さまの笑顔を見ながら会社を後にしなじみのお宿へ到着


そして翌日チェックアウトし朝一番で常連店のスタイリストさまにサクサク施術してもらいそのまま駅へ向かい列車を乗り継ぎ一路最北端へと向かう


着実にゴールへ向かいながらも途中野生動物が飛び出し列車がストップしたりとしながらもだんだんと近づくあの場所に胸は高鳴る


そして目的地へと着く直前列車内ではもうすぐ島々が見えるところへと差し掛かるアナウンスの紹介が入る


すると程なくするとあの景色が夕暮れの美しい空と共に突如ぽっかりとその姿を表しスピードもスローダウン


まるで列車が浮いて走行しているかのような夢のような瞬間をそして幻想的なその景色の瞬間をおさめようとあちこちからシャッター音がする


そして程なくするとエンジン音がグンと上がりスピードは上がってその景色は遠ざかり最終目的地


無二のアトリエ兼住宅モナトリエYへと真っ直ぐに進んでいった

 

 

 

妄想インフォメーション16

https://galerie.monateliery.work/entry/2021/04/26/073100

 

 

 

 


陽子