モナトリエY

mon atelier Y - マダム陽子の妄想アートギャラリースペースです。

もう一人の自分

 

 

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自分の中には

 


もう一人の自分がいる

 

 

 

 

 

 

✳︎

 

 

 

 

 

 

その自分は

 


物事に対して

 


光や闇

 


いいわるい

 


関係なく

 


フラットに

 


物事を判断する

 


まるで

 


完璧な

 


神のような

 


存在

 


とても生きやすく

 


ナチュラルな姿の

 


自分がいる

 

 

 

 

 

 

✳︎

 

 

 

 


そんな存在とは

 


裏腹に

 


今までの自分は

 


これまでストイックに

 


トラブルがあっても

 


自力でクリアしてきた

 


こうすれば解決できる

 


ああすればうまくいく

 


類い稀ない

 


ちみつな計算力で

 


解決してきた

 

 

 

 

 

 

✳︎

 

 

 

でもそれが

 


うまくいかなくなってきた

 


それはイコール

 


そのフラットな自分が

 


出て来たいといっている

 


その声を聴いた

 


今までの自分の

 


言い分は

 


これまでここまで

 


頑張ってきたのは

 


わたしのチカラ

 


そんなわたしは不要だってゆうの?と

 


必死に抵抗し耳を塞ぐ

 


するとさらにフラットな自分は

 


その今までの自分に

 


揺さぶりをかけるかのような

 


出来事を引き起こす

 


その

 


今までのわたしは消える

 


という思い込みのウミを浮かせて

 


解放させるかのように

 


今までの自分は

 


そのウミは

 


絶対見られなくない

 


とても恥ずかしい

 


人に見られたらなんて言われるかと

 


恐れていて

 


なんとかしてウミを自分の中だけに

 


とどめておこうと

 


処理しようとする

 


だけどもうそれは

 


限界をすでに超えている

 


ということも内心知っているし

 


解放したら

 


とてもラクに生きていける

 


今までの

 


生きづらいという

 


想いの

 


重い氷が

 


みるみるうちに溶けて

 


あっという間になくなる

 


それもとうの昔に氣づいている

 


だけど抵抗したい

 


抵抗しなきゃやってられない

 


その思いだけで

 


必死に必死に抵抗していると

 


あるときふっと

 


こんな思いがわきあがる

 


その握りしめて

 


隠しているウミは

 


ほんとうにいま

 


あるのだろうか?

 


いま一度確かめてみたほうが

 


いいんじゃないかと思い

 


恐る恐る

 


今まで力を入れていた腕を

 


少しずつ緩め

 


怖いながらも

 


手を離し

 


視線をあわせると

 


そこには

 


必死に守ってきたウミはなく

 


あるのは

 


フラットな自分のみ

 


その姿を見て思った

 


すでに自分は

 


フラットな自分であり

 


また今までの自分も存在して

 


はじめてフラットな自分となる

 


ということを

 


知った

 


いや

 


はじめからわかっていたけれど

 


わからないフリをしていた

 


互いがあるからこそ

 


存在できているのだと

 


いうこと

 


そんなことを感じながら

 


とめどなく溢れでてくる涙を

 


抑えることはできなかった

 


そんな様子をじっと見ていた

 


フラットな自分は

 


今までの自分をいたわるかのように

 


そっとハグした

 


その瞬間

 


別れていた二つの存在は一つとなり

 


もともとの完全なる本来の姿へと

 


静かに戻った

 

 

 

 


✳︎

 

 

 

 


自分の中には

 


もう一人の自分がいた

 

 

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陽子